地域ブランドとしての八ヶ岳を考える・講演会記録 講師・パネラー紹介

講師●宇生 雅明(うじょう まさあき)庄内映画村株式会社代表取締役 1951年 長野県生まれ
1981年、切り絵作家として独立。雑誌の表紙・グラビアを飾る。1985年、東京でIT企業「ベター・ビジュアル・システムズ」を設立。NTTや中央競馬会の管理業務を行う。
1997年、清里に自宅を構え現在に至る。1999年、八ヶ岳ネットワークに参加。
2001年、映画『蝉しぐれ』のシナリオを持ち庄内に入る。2003年、映画『蝉しぐれ』プロデュースを引き受ける。2005年、松ヶ岡に『蝉しぐれ』資料館設立。2006年、庄内映画村株式会社を立ち上げる。現在まで、「ジャンゴ」「おくりびと」「十三人の刺客」「デンデラ」など11本の映画を庄内で撮影。2008年公開の『おくりびと』がアカデミー賞外国映画賞を受賞し、ロケ地である「庄内」の認知度が一気に高まる。現在も庄内の人々と「日本のハリウッド」を目指して活躍する毎日だが、月に一度、清里の自宅に帰って来る八ヶ岳好き。北杜市の「風林火山館」閉館に伴い、大手門を始めとした建物の幾つかが庄内映画村に移築、活用されている。

パネラー●樋口 明雄(ひぐち あきお)小説家 1960年 山口県生まれ
明治学院大学法学部卒後、雑誌記者、フリーライターなどを経て作家に。『頭弾』『狼は瞑らない』『光の山脈』などが代表作。野生鳥獣保全管理官とベアドッグの活躍を描いた『約束の地』(光文社)で、第27回日本冒険小説協会大賞および第12回大藪春彦賞をダブル受賞。八ヶ岳、南アルプスのエリアにて、野生鳥獣保全管理活動にも参加。有害鳥獣対策犬のハンドラーとしての資格を持ち、愛犬とともに地域活動に従事。趣味は登山、渓流釣り、焚火。日本推理作家協会に所属。山梨県自然監視員。北杜市在住。

パネラー●佐久間 寿夫 (さくま としお)日本一の朝プロジェクト代表 1963年 東京都生まれ
「日本一の朝を迎えられる場所・・・from 八ヶ岳」をテーマに様々なプログラムやイベントをブランディングしている。ログハウスメーカーHONKA正規代理店「f-magic」代表取締役。「八ヶ岳から素敵な音楽を」をテーマにアルバム制作、LIVE開催等をする「Eihgt Peaks Music」の主幹も務める。北杜市大泉町在住。この夏、創刊と同時に大反響となったムック本「八ヶ岳デイズ」の仕掛け人である。本人は、3人の子供をこよなく愛する、単なるオヤジを標榜している。

パネラー●藤原 恵里(ふじはら えり)フリー・エディター&ライター 山梨県生まれ
カラーコーディネーター3級、SAJスノーボード準指導員。2000年、株式会社カントリープレスに勤務し、雑誌「KURA」の創刊に携わる。「野菜のチカラで地域を元気に!」を目標に、ジュニア野菜ソムリエとして「地域の農産物の魅力を知り、美味しく食べる=地産知食」を広めるべく活動中。取材を通して、生産者と生活者の距離を縮めようと、情報発信を行ってる。北杜市大泉町在住。3姉妹の母として、仕事と育児の両立に励んでいる。

コーディネーター●清水 稔三郎(しみず としさぶろう)八ヶ岳ネットワーク代表 1955年 東京都生まれ
1973年、パッケージデザインを主にグラフィックデザイナーとして活動。日本パッケージデザインコンテスト通商産業大臣賞など受賞。1981年、長坂町にペンションチップトップを開業。1998年、八ヶ岳ネットワーク設立。メールマガジン「八ヶ岳通信」を発行し、地域情報の発信に務め、小海線のイベント列車などの企画運営も行う。2001年「やつねっとカンパニー」を設立。ウェブ制作、グラフィックデザインを手掛ける。八ヶ岳の風物と小海線をこよなく愛すMac使い。通称くまぱぱ。

総合司会●松村 雅子(まつむら まさこ)絵本作家・画家 自称300歳 兵庫県生まれ
1977年『空のペンキやさん』シリーズで作家デビュー。1978年、夫・太三郎氏とともに渡独。1980年、ノルド・ズッド社(スイス)より絵本デビュー。1981年、日本人として初めて「グローセ・ シュバーベン美術展」入選。1983年、現在のえほん村の前身「図書館えほん村」を開館。八ヶ岳高原の自然と暮らしを題材とした絵本や作品に取り組み、FM八ヶ岳でパーソナリティも務めている。八ヶ岳エリアの美術館、博物館の共同体、八ヶ岳ミュージアム協議会の会長。通称マジョ。